実は、今年に入ってすぐに立て続けにトイプードルの子犬の保護がありました・・・。
最初に我が家にやって来たのがこの2匹。
「トイプードル・大グループ」
男の子のトイプードルくんです。保護した子犬たちの中で一番大きいです。やんちゃで元気が有り余っている様子(^_^;)
両膝を脱臼していました。特に左後ろ足の脱臼が酷いと診察を受けたので、3月に手術をしました。
そして、この子。
女の子のトイプーちゃん。
この子は両膝を脱臼しています。手術は4月の予定です。
※ 女の子のトイプーちゃんは無事卒業しました!
引き続き男の子の里親様募集中です!!
そして次にやって来た子犬ちゃん達はこの2匹。
「トイプードル・中グループ」
目がおかしいのがお分かりでしょうか?
右目には眼球らしきものがありますが、瞼はなく見えていません。左目に関しては眼球自体ありません。
そしてこの子。
かわいいお顔をしているでしょ?
男の子のトイプーくん。
この子もわりと大人しいです。
この子は足に異常があります。
足の指がきちんと形成されてない上に、爪がおかしなところから生えてしまってます。
しかし、身体的な異常があっても、特に持病はなく、通院が必要な状態ではないので、近くこの2匹は里親さん募集をかける予定です(*^_^*)
※ 中グループちゃん達は無事卒業いたしました!
そして一番の最後の新入りのトイプーちゃんがもう1匹・・・。
「トイプードル・小」
一番小さなこの子は女の子のトイプーちゃん。
同じく膝の脱臼をしています。
体重が1㎏超えないと手術ができないので現在、大きく成長するのを待っています。
※ 小ちゃんは無事卒業いたしました!
このトイプードルベビー達にお名前を付けてあげたいのですが、そこまで追いつかないし、名前のネタ切れ(T_T)とりあえず、「大グループのオス!」とか、「中グループのメス!」とか言いながら見分けをつけております(汗)
そしてチワワの男の子も我が家にやって来ました。
名前は「ポテト」くんです☆
右後ろ足が異常に変形しているのがお分かりでしょうか??
この子は両後ろ足が形成不全で、足の指、爪がありません。
ですが、とっても上手に歩くことができます(#^.^#)そして意外にすばしっこい!!
この子たちは被害者です。
悪質なブリーダーがただ儲けたいというだけで、健康状態もよくない、不衛生な環境に置いた犬たちを近親交配させ、目が見えない(ない)子や、見た目はかわいらしくても精神的な病気や何かしら疾患を持った子を生み出しているのです。
パピーミルという言葉をご存じですか?
パピー(子犬)+ミル(工場)
恐ろしい言葉だとは思いませんか?
子犬たちを自然にではなく、機械的に生産している場所のことなんです。つまりは繁殖所ですね。
動物を生き物とも思わないで、商品(物)として扱い、狭く汚いケージに母犬を一生閉じ込め、無理やり妊娠(レイプ)させ、子供が産めなくなったら処分です。
メス犬に初めての繁殖期が来ると、何人かの人間で犬を押さえつけてオス犬が興奮するようにメス犬の尻尾を目の前で無理やり振らせて、無理やり交尾させるそうです。
残酷すぎて書くことができませんが、スムーズに交尾を終わらせるために人間がメス犬に酷い仕打ちをします。
その時のメス犬はあまりの痛さに悲鳴をあげるそうです。
生まれた子犬は母犬や兄弟とすぐに離され売り飛ばされてしまいます。
子犬の方が「売れる」からです。
それを買うのは誰ですか?
生まれつき疾患がある子は処分、疾患があっても子供が産めそうな子、作れそうな子は売りに出さずそのまま子犬製造機として死ぬまで使われます。愛情も、お散歩も、おいしいご飯も知らずに。
そこには「絶望」しかありません。
狭く、汚く、暗いケージの中でただ吠え続けるか、生きる気力なく何も感じることなく怯えて過ごすしかないのです。
ペットショップで子犬や子猫を買うとパピーミル、ペットオークションなどの悪徳業者にもお金が入ります。
知らない間に動物の虐待に手を貸していることになるのです。
一番大切なのは、ペットショップから生き物を買わない事だと思います。
本当に飼いたければ、きちんとした素性のはっきりしたプロのブリーダーや、保健所、きちんとした動物愛護団体さんなどから貰って下さい。
そして、こういった事実を知るのもとても大切です。
こんなパピーミルが存在するんだと分かれば誰もペットショップから動物を買おうなんて思わないし、そもそも、ペットショップで生体販売すること自体おかしいと気が付くはずです。
生きている命をお金で簡単にやり取りするのは普通なことですか?
春休みや夏休み、どこのペットショップでも「子犬・子猫フェア」を開催して、子供連れのお父さんお母さんを見ると「かわいいね、どの子がほしいの?」なんて会話をしていて本当に恐ろしいです。
そこで見るワンちゃん、ネコちゃんのママパパは絶えず子供を作らされ、売れ残った兄弟たちは処分されてるのですから・・・。
「知らない」とは恐ろしいことです。だから知ってください!
少しでも動物たちを救えるはずです。
※ 決してペットショップで犬猫を購入した人を責めているわけではありません。
このような真実を知るまでは、私も動物はペットショップで買うものだと思っていましたから・・・。
現在ペットショップから購入した子たちは、責任を持って家族の一員として終生愛情をかけて一緒に暮らしてくださいね(^^♪