We,mother Kaco and daughter Saya, are working on dogs and cats conservation activities.This is our activities' blog. We hope to share the information with many people, and we also would like to transmit the information. We started the activities in earnest in 2005. Looking for adopters for 9 dogs which some homeless people were unable to look after let us to start the activities.(ル二さん 訳)

2012年4月23日月曜日

文太の事 その1

『血だらけで歩いている犬がいる』と保健所に通報があり、捕獲、収容されました。

仕事の打ち合わせで保健所に行ったときにその話しを聞いたのが収容期限の最終日。詳しく話を聞いてみると左目と左前肢がつぶれているとのこと。でもゴハンは毎回完食していると....
ゴハンを食べてるってことは"生きたい"って言ってるんだよね。『助けなきゃ』
即決でした。迷ってる時間はありませんでした。

譲渡という形をとり、とにかく病院まで連れてきてもらうことにしました。左目も左前肢も壊死をおこしており眼球摘出と断脚は免れないとのこと。敗血症の心配もありその日のうちに緊急オペとなりました。(先生、スタッフのみなさん感謝です)

満身創痍(涙)

もう何が何だか・・・

術後1日。痛み止めが効いて眠っています。

正直不安でした。どんな性格の子なのか全くわからない子を超多頭飼育の我が家に連れて帰るのは相当な暴挙です。もしかしたら手が付けられないような凶暴な子かもしれないし人間と関わることを拒否して心を閉ざしている子かもしれない。なによりわんずが受け入れてくれるかどうかも分からない。入院中に完璧に受け入れの態勢を整えねば!

名前は「文太」。(ここで菅原文太を思い浮かべたあなた、年齢が分かってしまいますよ。笑)

術後1日目から食欲があり完食しているとのこと。とりあえず病院にお願いをして入院中の夜のゴハンをあげさせてもらうことにしました。

食器を持っていざ出陣!

「文太~ゴハンだよ~♥」 「ウーッ」 「ウーッ」 「ウーッ」
ケージの隅で身を固くしてる唸ってる。でもゴハンは欲しいみたい。
一つまみのフードをわたしと文太の中間に置いてみる。首を伸ばして食べた。もう一つまみ置く。食べた。今度は手のひらに載せてゆっくり手を差し出した。食べた~。良かった。でも今日はここまで。焦りは禁物。残りも手のひらから食べさせて本日は終了。

文太ったらもうゴハンがないとわかるとくるりと背中を向けて拒否のポーズ。やれやれ、でも仕方ないよね。経験したことがないような痛みと恐怖を体験して、人間たちに捕まえられて寒くて暗くて感じの悪いところに連れて行かれ、そうかと思ったら「チクッ」とまた痛い思いをし、目が覚めたら片目と前足が片方なくなっていたなんて・・・・周りがみんな敵に思えても仕方ないよなぁ。時間をかけてゆっくりともだちになろうね。もう何も心配しなくて良いよ。

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