We,mother Kaco and daughter Saya, are working on dogs and cats conservation activities.This is our activities' blog. We hope to share the information with many people, and we also would like to transmit the information. We started the activities in earnest in 2005. Looking for adopters for 9 dogs which some homeless people were unable to look after let us to start the activities.(ル二さん 訳)

2012年10月23日火曜日

トリミング

ようやく秋めいて来ましたね。ですが、東京の銀杏の木はまだ緑色・・・。紅葉はまだまだ先のようです。

今回は「トリミング」について少しお話しようかと思います。

毎回私は実家に帰ると最低1、2頭はトリミングをするようにしています。
トリミングはわんちゃんをきれいにするためなのはもちろん、健康を保つためにも必要な事でもあります。
トリミングの主な内容は、「爪切り」「耳掃除(必要な子は耳毛も抜きます)」「肛門腺絞り」「ブラッシング」「シャンプー」「カット」です。

爪は伸ばしっぱなしだと足の関節に負担がかかってしまいます。また、どこかにひっかけて怪我をしてしまう危険性もあります。
たとえ毎日30分程度のお散歩をして爪が削れるといっても、やはり爪は伸びるものですし、地面に付かない指や狼爪(人間で言う親指にあたります)はもっと伸びてしまいます。

耳の中は意外と湿っているものです。汚れもたまりやすいのでお掃除が必要です。また、トリミング犬種(トイプードル、マルチーズ、シーズー、ダックスetc...)は耳毛を抜きます。耳毛を抜くための「イヤーパウダー」を使うと簡単に抜けます。

肛門腺はだいたいウンチをしているときに一緒に出てるのですが、わんちゃんの体質によって粘土質な肛門腺だったり、液状だったりするので絞るようにしています。
上手に自分で出せてる子は問題ないのですが、出せない子は肛門腺が溜まってしまって肛門腺が破裂してしまうことがあります。

シャンプーの前には必ずブラッシングします。もつれたままシャンプーをしてしまうと余計もつれてしまい悲惨な事になります\(゜ロ\)エライコッチャ (/ロ゜)/

シャンプーはわんちゃんの体質に合ったもの物を使います。シャンプーは2回(1回目は被毛を、2回目は皮膚を洗います)、リンスは1回です。
皮膚が弱い子、オイリーな子・・・。
薬用シャンプーを使うこともあります。

カットは色々。
季節に合わせたり、デザインカットだったり・・・我が家のワンズの場合は問答無用でみんな短くなりますが(笑)まめにお手入れをしてあげられないので(T_T)

私が普段トリミングで使ってる道具をご紹介!


コーム(くし)、ハサミ、鉗子、スリッカーブラシ、爪切り



ハサミは5種類。大変切れ味が良いので取扱い注意です(笑)
ハサミのお手入れは普段はセーム皮で刃の表面を拭いて油を指す程度ですが、たまに刃物屋さんに磨ぎに出します。私の場合、使用頻度が少ないのでまだ出したことはありません(汗)
鉗子は耳毛を抜く時に使います。耳の奥の毛を抜く特に大活躍!
爪切りはハサミ型のものとギロチンタイプの2種類。大型犬の場合はだいたいハサミ型で切ります。





 こちらはバリカンです。刃の種類は1mm,3mm.5mm.9mmとあります。1mmで刈るとツルツルになります。
使い終わったら分解して入り込んだ毛を取り除いて油を指しておきます。お手入れを怠ると切れ味が悪くなります。



私のお道具箱(笑)こんな感じでしまってあります。


鉗子、コーム、スリッカーブラシ等は使い終わったら消毒をします。
トリミングテーブルも同様です。


こちらはトリミングで使うドライヤー(ハチコウ製)
トリミングサロンにあるものと同型です。
風量、温度調節がダイヤルで調節できるので便利!でも結構うるさいです(笑)


これらを使ってトリミングをすると・・・
ビフォー


アフター

トイプードルのロッタちゃんです。左目は病気のため摘出してありますが、かなり元気いっぱいで抱っこしてもらえるまでしつこく迫ります(^_^.)


トリミングの専門学校に通ってた時、先生に言われた言葉があります。
『トリマーには「体力」「精神力」「忍耐力」が必要』

わんちゃんの大きさによりますが1頭仕上げるのに2時間から3時間かかります(私はね)
体力と、仕上げようと思う意志がないといけません。

トリミング時におとなしく言う事を聞いてくれる子ばかりではありません。
爪切りが苦手な子や、水が怖い子、耳毛抜きが嫌いな子、とにかく体を触られるのを拒否する子など様々です。中には咬む子もいます。
そのような子たちと向き合うには強い気持ち(忍耐力)が必要です。

私は体力と精神力には自信はあるのですが忍耐力が・・・(@_@。疲れてくると心の余裕がなくなってしまうのです。
そこで最近音楽をかけながらトリミングをするようにしています。
実はこれはわんちゃんのための音楽CDなんです。
犬がリラックスできる波長で構成されているクラシックCDです。
お留守番させる時にながしたり、車に乗せた時などにかけると効果があるようです。
実際かけてみるとみんなうつらうつらしていました。
人間にも効果があるかは分かりませんが、なんとなく私もリラックスできます。
犬が落ち着いていてくれればそれだけスムーズにトリミングできますし、負担を掛けないで済みます。特に、老犬や心臓が悪い子には時間はかけられないので私の中でこのCDは必需品です!  

さてさて、来月は誰をトリミングしましょう?


2012年10月17日水曜日

緊急!拡散願い

ALIVEより緊急のメールが届きました。

ベトナムのクマ保護施設に立ち退きの命令が出てしまったそうです。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://alive-net.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-02b5.html

ご理解ご協力をいただける方は署名を・・・そして下記の内容の拡散をお願いいたします。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ ALIVE-news ◆クマ保護施設が立退きの危機┃2012.10.17
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Animals Asiaより緊急ニュースとして連絡がありましたので
お知らせします。Animals Asiaはベトナムにクマ牧場から
レスキューをしたクマたちのサンクチュアリを
Tam Dao National Parkにもっていますが、その立ち退き
命令が出ているとのことです。

私たちにできることは以下の方法があります。
①首相に手紙を送る
②署名にサインをする
③ソーシャルネットワークを使いこの件を拡散する

①ベトナム首相の手紙の送信は以下のサイトに行きます。
http://www.animalsasia.org/index.php?UID=7PL8339IUCX

中央に以下のセンテンスがあるので、クリックをすると
メールが立ち上がりますので、そのまま下に英語で名前を
記入して送るだけです。

1. Email The Honourable Prime Minister Mr Nguyen Tan Dung

<手紙の内容を以下に和訳しました>
グエン・タン・ズン首相殿

タイ政府によりTam Dao National Parkのある世界レベルでも
大規模なAnimals Asiaのベアサンクチュアリが立ち退き強い
られていることを知りこの手紙を書いております。

Animals Asiaとタイ政府の間で、Tam Dao National Parkの
12ヘクタールは永久的に200頭のクマを違法なクマ牧場から保護し、
レスキューセンターとしてリハビリテーション施設と使うことで
同意を交わしています。この立ち退き令はそれに反する行為です。

立ち退きをし閉鎖に至ると、現在いる104頭のクマの居場所が
なくなり、77名の従業員が失職し、US$2百万のロスを
Animals Asiaに与えることになります。
どうかこのAnimals Asiaに対する立ち退き令を撤回し、
取り交わしている同意を誠意を持って守ってください。

(名前を英語で記入ください)


②署名をする方法です。
2. Sign our petition
これをクリックする署名もできます。

③ソーシャルネットワークを使いこの件を拡散する方法です。
3. Spread the word
 Email your friends
 Share it on Facebook

これはソーシャルメディアなどで広くニュースを
拡散したい方向けです。
皆様、どうぞご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

---------------------------------------------------------------
■以下、Animals Asiaウェブサイト記事
(原文より一部割愛し翻訳)
http://www.animalsasia.org/index.php?UID=HNL6E4VTP0D
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ベトナムのクマ保護施設が立ち退きの危機に直面

アニマルアジアが持つベトナムのタムダオ国立公園内の
ベアレスキューセンターが立ち退きの危機に直面している。
これは公園の責任者、ドゥ・ディン・ティエン氏の強い
圧力によるものである。

10月5日(金)国防省の指令により、農業農村開発省
(MARD)はアニマルアジアに対しレスキューセンターで保護
されている104頭のクマとセンター自体の立ち退き令を出した。
これはティエン氏のロビー活動によるもので、国防省はレス
キューセンターの土地を“国立重要地”に使用するとしている。

ティエン氏は2011年の4月よりアニマルアジアに、センターの
土地を放棄するように圧力をかけていた。自分の娘が投資を
しているツロング・ジァング・タムダオ・ジョイントストック社
にその土地を渡すためのようだ。同社は既にこの土地で
“エコツアリズムパーク”の開発と、ホテルを建設するべく
申請を出している。

立ち退きにより以下の影響が出る。
●ベトナムのクマ牧場や密猟から保護された104頭のクマの
居場所がなくなる
●77名のスタッフが職を失う
●US$2百万をかけて作ったサンクチュアリがなくなる

レスキューセンターに経済を頼っている地元も大きな打撃を
受ける。またクマ牧場の廃止に尽力をするというベトナム政
府の約束にも不信感が募る。

この立ち退きは、2005年にベトナム政府がアニマルアジアと
交わした同意に真っ向から反するもの。同意は公園内の12ヘ
クタールの土地を利用し、レスキューセンターとして施設を
建築すること、そこで違法に熊胆のために使用されたクマを
200頭収容できる施設にすることであった。この同意をもと
に、アニマルアジアは建設費を2億5千万円以上かけて施設
を建てた。
レスキューセンターには、現在104頭のクマが生活している。
小さなケージに閉じ込められ、熊胆生産に使われていたクマ
たちが、数年かけてリハビリしトラウマ状態から次第に快復
してきている。移動のために、このクマたちは再度ケージに
入れられ、再び身体的、精神的な苦痛とストレスを味わうこ
とになる。新しい施設建設には、少なくとも2年は必要であ
るため、クマたちはまた長期間ケージでの生活を強いられる
ことになる。
最終決断はベトナム首相のもとに行き、そこで下る。しかし、
国防省は非常に力を持った機関であり、首相も強制的に立ち
退きに同意することになるかもしれない。
“グエン・タン・ズン首相が2008年に発した指令が公園の責
任者により覆されようとしていること、またティエン氏がか
げで国防省に影響を与えていることも気づくべきである。
これは国防の問題ではなく、金儲けの話である。ティエン氏
は、首相がクマ牧場で虐待されていたクマの保護をするため
に、使用を約束をした土地を私欲のために使おうとしている。”
“センターを立ち退のかせると、自分の娘がプロフィットを
出せるのだ。そんな人間に権力を与えてはならない。”

アニマルアジア ベトナム ディレクター
チュアン・ベネディセン
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[ALIVE-news]より転載と明記してください。

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よろしくお願いいたします。

モカちゃん

今日はモカの様子を聞きに病院に行ってきました。

忘れもしない9月10日。その日お散歩から帰ってきたら右後ろ足を着かずにぴょんぴょんしてる。お散歩ボラさんが「帰り道で急にぴょんぴょん始まったよ」と、教えてくれた。肉球に何か刺さっている訳ではない(過去に肉球に画鋲が刺さっていた子がいるんです。汗)。傷もないし触って痛がる様子もない。「一晩様子を見て、治らなければ明日受診だな」と判断。その夜は普通にご飯も食べて、ご飯の前のぴょんぴょんジャンプもして普段通りだったので心配はしていませんでした。

翌朝、やっぱり後ろ足をつかない。「腫れている様子はないけど、念のため見てもらったほうが良いかな」という軽い感じで午後受診。

診察室にて
kaco「昨日から、後ろ足をつかないんです」
先生「ちょっと歩かせてみて」
診察室内を歩くと・・・・普通に歩いてる!!こら~モカ、なんだそれは!!!

その後、先生触診。
先生「ん~、指先がちょっと痛いかな。念の為、レントゲン撮っておこうか」
と、いうことでレントゲンを撮ると・・・な~ンとぽきっと指が折れてる

で、即入院でその夜手術。
手術は折れた骨にピンを通して、指先を少し出した状態でかかとの少し上までを固定するというもの。(楊枝より細い骨にピンを通すんですね~)
3日後に退院できて、「抜糸は2週間後、1週間は抗生物質飲んでね」ということで、これで安心と思っていたら・・・・

抗生物質が合わなかったらしく、ひどい下痢と嘔吐。翌日、病院で薬を変えてもらう。

2日後、今度は足先がぱんぱんに腫れてきた。ゴハンは食べるけど明らかに元気がない。固定がきつくて浮腫んだのか?と思いながらまた受診。
「きつくなってる様子はないんだけど、関節の部分だから座ったり寝たりするときにあたるのかな」と、固定してある部分を一部緩めてくれた。そしてお薬の追加。

なかなか腫れが引かなかったけど、4日目くらいから少し引いてきた感じ。
下痢も止まって、腫れもひいたたので術後2週間で抜糸に行った。

えーっ、と先生もびっくり。なんと固定を外してみたらかかとの部分がひどい潰瘍になってる。靴擦れとか褥瘡みたいな感じ。ごめんねモカ、痛かったよね。足先の腫れはむくみじゃなくてこの傷のせいだったの?

ここからがまた大変。曲がっている場所なので肉芽は盛り上がってきても皮膚が伸びてこない。

そしてまた入院。

本当は毎日面会に行きたいけど、興奮して動き回るのは良くないし、なんといっても吠えまくるのが困る。入院中のほかの子に迷惑だし、うるさく吠えてスタッフに嫌われても可哀想。なのでじっと退院の日を待つことにした。でもね~これが結構つらい。ほかの子を受診させているときに、私が来たのが分かるのかギャンギャン吠えはじめる。帰りたいよね、ごめんねモカ。

再入院から今日で10日。今日受けた説明ではまだ退院するのは難しそう。手術という選択肢もあるけど予後を考えるとあまりしたくないとのこと。

訳も分からず家から離れてケージの中で過ごしているモカのことを考えるとホントに切なくなっちゃいます。「ママの声はするのにどうして迎えに来てくれないの?モカちゃん捨てられちゃったの?」
なんて悲しい思いをしているんじゃないかと心配で心配で・・・

モカ、大好きだよ。必ず迎えに行くからね

一日も早く良くなって欲しいです。

帰りたいよ~。早くお迎えに来て~



2012年10月14日日曜日

こっちゃん

今日はこつぶママさんがお出かけの途中で立ち寄ってくださいました。
 
 
わんずのおやつとご寄附までいただきました。
 
 
 
足が長くてスマートなこっちゃん。
 
 
 
そういえばママさんも御嬢さんもワカメちゃんもスラッとしていらっしゃる。
飼い主さんに似るのかしら???
 
となると、うちのわんずがポチャ気味なのは私のせい!?
 
車から降りたこっちゃん、超警戒モード。
尻尾は下がり、体が低くて上目使い。私がちょっとでも動くと飛び上がって逃げそうな感じ。
まあ、家に中ではわんずがガンガン吠えてるし、私からはたくさんの犬の匂いがしてるだろうから警戒されても仕方ないんだけど・・・
 
ゴハンを手からあげたり一緒に遊んだりお散歩に行ったりしたのに。
 
動物は「今」を生きるから過去のことはさらっと流せるのよね。
 
分かっちゃいるけどちょっとさびしい。
 
でも、それだけ「今」がとっても楽しいってこと。
パパさん、ママさん、御嬢さんの愛をたくさんもらって、お姉ちゃんワンのワカメちゃんと幸せに暮らしているってこと。
こっちゃんにとってはそれが一番!!
 
Oさん、ありがとうございました。
 
こっちゃん、またあそびにきてね
 
 

☺☺☺sayaがレオン君とこうもり「りんちゃん」の動画をUPしました☺☺☺
 


2012年10月4日木曜日

聴導犬について

前回に引き続き、聴導犬の話を少ししたいと思います。

聴導犬は音が聞こえない、聞こえにくい人に生活の中の必要な音を知らせてくれます。
玄関のチャイム、FAXの着信音、やかんの音、赤ちゃんの泣き声 車両などの音(クラクション)、警報音など、さまざまな「音」を聞き分けて教えてくれます。

オレンジ色の首輪とリード、「聴導犬」と書かれたケープを着用しています。


聴導犬は全国に42頭います。(9/30現在)
認知度は盲導犬に比べまだまだ低いと協会の方もおっしゃってました。
聴導犬の候補犬は動物愛護センターなどの犬の収容所捨てられた犬などがいるところ)から導入されてますですから、聴導犬になる子は犬種が様々。ビーグルやプードル、MIX犬など。人が好きで人と一緒にいたいと思う、順応性が高い、音に興味がある、 他の動物に対して友好的・興味を示さない、などの10項目以上のテストを行い適正判断します。

聴導犬の訓練は3段階制で「基礎訓練」「聴導動作訓練」「合同訓練」と段階を踏んでいきます。

基礎訓練は普通の家庭でもするような、「座る」「伏せる」「待つ」「止まる」「来い」の他に指示された時間場所で排泄ができる、人より前に歩かない(歩調を合わせられる)、様々な刺激や関心対象を無視できる、ユーザーさん(聴導犬使用者)に注目して集中できる、指示された場所に入ることができるなどの訓練をします。公共交通機関やスーパーやレストラン、幼児や子供の多い場所など様々な場所で訓練をしています。
基礎訓練の実働日数は60日以上。

聴導動作訓練は音に対する興味を引く訓練をします。ユーザーさんのニーズに合わせて、屋内、屋外で発生する必要な音に反応するように訓練します。訓練は実働日数100日以上。

合同訓練は聴導犬と一緒に暮らすための訓練です。ユーザーさんが基礎動作や聴導動作を適切に行わせることができるようにします。実働日数は10日以上(協会によって異なります)

すべての訓練を終えて初めて聴導犬になるための動作検証(試験)を受けることができます。犬だけではなく、ユーザーさんも一緒に受けます。
聴導犬になるためには認定が必要です。厚生労働大臣が認可した指定法人が訓練を終えた犬の動作検証を行い認定します。

聴導犬1頭を育てるのに300万円かかると言われています。


時間とお金がかかるのは聴導犬だけではありません。
盲導犬や介助犬もまた同じです。盲導犬・聴導犬・介助犬を総称して「補助犬」と呼ばれてます。http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syakai/hojyoken/(厚生労働省HP)
どんなにお金と時間をかけても訓練を頑張ったわんちゃんとユーザーさんが動作検証で適格であると判断されなければ盲導犬や聴導犬や介助犬としては活躍できません。
不適格と判断されてしまった子は協会のPR犬になったり、一般家庭に引き取られたりして幸せに暮らしてますよ(*^_^*)

余談ですが、我が家で2度パピーウォーカー(盲導犬候補の子を10か月、家族の一員として迎えるボランティア)をさせてもらったことがあります。
1頭目の子「リリー」は無事認定を受けて新潟のユーザーさんと共に歩き、引退をしました。
本来であれば協会に返したら、もう会うことができないのですが、ユーザーさんのご厚意で何度か会いに行ったことがあります。涙が出るほど嬉しかったな・・・。

そして2頭目に預かった「ジャッキー」は我が家で暮らしてます。残念ながら試験で不適格とされてしまいまして・・・。「不合格」じゃないんですよ。「不適格」です。
母は「この子は向いてないんじゃないかな・・・。」と感じていたそうです。ここだけの話、ジャッキーを協会に返す日が近づくにつれ毎日のように「頑張らなくていいからね、帰ってくるんだよ」とジャッキーに話していました(笑)いたずらしても見なかったことにしたり(笑)
ジャッキーが帰ってきたときは本当に嬉しかった。飛び上るほど・・!!!
「ジャッキー」女の子です。


かなり脱線してしまいましたが・・・・

補助犬の育成資金や協会の運営はほとんどが寄付金によって支えられています。この現実を皆さんはどう思いますか?
                                                                      
今回のブログ更新にあたり、参考にしたHPです。こちらも是非ご覧ください。

日本盲導犬協会http://www.moudouken.net/index.php
聴導犬普及協会http://www.hearingdogjp.org/
社会福祉法人 介助犬協会http://www.s-dog.jp/

2012年10月1日月曜日

動物愛護フェアかわさき2012

台風17号凄かったですね!!みなさんのお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか??

昨日は予定どおり川崎の動物愛護フェアに行ってまいりました!

会場は休日という事もあって小さな子供や家族連れで賑わっていました。

動物愛護に関する地域の子供たちの絵画の展示や我が家のペット自慢という事でいろんなご家庭のワンちゃんネコちゃんの写真の展示、地域猫(特定の飼い主がいない猫で、その地域の猫好きな住民たちが協力して世話をされ管理されてる猫の事)野良猫を増やさないためにどのように対処するかを細かく書かれたパネルがあったり、また東日本大震災を受け、避難区域に取り残されてしまった当時の動物たちの写真や捕獲、保護の写真などが展示されてました。
また、ペット飼い主のための防災手帳をいただいてきました(川崎市のものです)



ここにペットの写真と基本情報を書き込みます。隣のページは飼い主さんの情報を書き込みます。


 ← ここには飼育方法や掛かりつけの動物病院の情報などを・・・


災害時の備えのためにしておくこと

                                                              
会場ではペットの迷子や盗難を防ぐためマイクロチップの紹介をしていました。
詳しくはこちらをどうぞ(環境省HP)http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html

また人に緊急持ち出し袋があるように、ペットにも準備をしておかなければいけません。
こんなブースもありました。

これが基本セット
水、餌(5日分以上)、うんち袋とペットシーツ、常備薬、食器、予備のリード、持ち運びできるケージ(クレート) など

人間だけではなく、ペットの分もしっかり準備したいですね。「家族」なのですから・・・。


丁度私が会場に到着した時に聴導犬のデモンストレーションをしていました。
協力してくれたのは埼玉県にある聴導犬普及協会(http://www.hearingdogjp.org/)の「シャチ」くん
シャチくんと訓練士さん


音を知らせる訓練(動作訓練)を見せてくれました。
「音がしてるぞ」
「ねーねー鳴ってるよ」


「次は僕にどんな指示を出すんだい?」

聴覚障害者の方は、言葉によってはうまく発音できない場合があるそうです。なので、「待て」「伏せ」「おいで」などの指示は手(指)とアイコンタクト(視線と視線を合わせること)で行います。
シャチくんはまっすぐに訓練士さんの目を見ていました。


           目覚ましが鳴ってユーザーさんを起こす方法を見せてくれました。

聴導犬については次回詳しくご紹介したいと思います!

動物愛護フェスは自分の知らないこと、自分の知ってることを改めて教えてくれました。
またこんな機会があれば足を運ぼうと思いました。