We,mother Kaco and daughter Saya, are working on dogs and cats conservation activities.This is our activities' blog. We hope to share the information with many people, and we also would like to transmit the information. We started the activities in earnest in 2005. Looking for adopters for 9 dogs which some homeless people were unable to look after let us to start the activities.(ル二さん 訳)

2012年6月28日木曜日

ある猫のはなし

毎年この時期なると思い出すことがあります。

わたしの家が小学校の通学路にあることもあって、小学生が外ネコちゃんと遊んでいることがよくあります。

或る日、数人の女の子が「学校に猫がいるの。なんだか病気みたい」と言うので子供たちと探しに行きました。あちこち探しましたが見つかりません。すると、別の女の子が「先生が連れて行っちゃった。病院に連れて行くって。」(まずい、保健所に連絡したな)と思い、すぐに保健所に連絡しなければと思っていると、その女の子が「きっとウソだよ。保健所に連れて行かれて殺されちゃうんだよ。」と・・・・ショックでした。子供たちは大人の、しかも学校の先生のウソを見抜いている。子供たちには「大丈夫、先生に話して私が病院に連れて行くから」と話し、すぐに保健所に連絡を入れました。

案の定、学校から引き取りの依頼があり既に向かったとの事。私の猫なので連れて行かないように捕獲員さんに連絡をしてほしい旨を伝え、学校の正面玄関に向かうと既に猫を抱えた捕獲員さんの姿がありました。

ネコの状態は非常に悪く助けられないのは一目瞭然でした。

病院での検査結果は白血病。衰弱の様子からして何日も持たないだろうとの事でした。
家に連れて帰り、輸液をしながら最期を看取ることにしました。

子供たちは下校の途中で寄って「元気になる?いつ会える?名前は決めた?」と聞きます。死が目前に迫っているのが分かっているので「頑張って病気と闘ってるよ。」と答えるのが精一杯でした。
3日後、『ノア』という名前をもらったその猫は眠るように息を引き取りました。
翌日、ノアが息を引き取ったことを話すと「・・・でも、殺されたんじゃないんだもんね。」とポツリと言いました。平成18年6月30日のことです。

大人を、そして教育者である学校の先生を子供たちがハナから信用していないことに本当にショックでした。
〔弱いものに優しく、思いやりを持って〕いくらこんなことを言っても、当の大人が弱っている命を助けようともせずに安易に処分しようとするのを見て子供たちはどう感じるのでしょうか。「面倒事にはかかわらない」「見て見ぬふり」・・・・こういう大人の行動が子供たちの純粋な気持ちを打ち砕いて行くのでしょう。

あまりにも命が軽く扱われていることに大きな不安を感じます。
学校飼育動物にしてもそうです。〔命の大切さを学ぶため〕に子供たちが飼育しているウサギが増えすぎると段ボール箱につめて動物園に持ち込み、動物園はそれを大型肉食獣に生餌として与えていたという新聞記事もありました。学校側は餌になることを承知していました。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kiy-n/bbs1/15931591864592.html

あの時の女の子たちは、成人式を迎えるころでしょうか。
「弱いものに優しく、思いやりの心を持った」女性に成長していることを願うばかりです。

そして、家庭を持つ私の娘たちにとってわたしは「ウソつきな大人」になっていなかったか気になるのです。

2012年6月23日土曜日

鼻フェチなんです・・・。

先日、PCに入ってる写真の整理をしました。
出てくる出てくる、わんずにゃんずの写真(笑)自分が写ってる写真なんて数えるくらい・・・。

自分でも分かっていたんですが、私、わんこにゃんこの「鼻」がたまらなく好きなんです!!(=a =)必ず触るし。写真撮る時は鼻を強調して撮ります(笑)
私が小学生のときは「THE DOG」という犬の鼻にピントを合わせて撮影されたいろんな犬種の子犬の写真やグッツが流行りました。あのシリーズ大好きでした(#^.^#)

というわけで、今回はmy best shotのご紹介☆
完全に私の自己満足です(笑)


第三位
☆トイプーのソフィー☆

かなりの甘えっこな女の子。顔を見れば抱っこをせがみます。抱っこしてもらえるまで絶対にあきらめません(笑)


この鼻の形がなんとも言えません!つまみやすい形!大きさ!ただ、乾燥気味なのが残念なポイント。








第二位

☆ミニピンのモカ☆

我が家一のジャンプ犬の女の子。お膝が大好き。ひとたびイスに座ると隙を狙って膝に飛び乗ります。わんずのご飯の準備中も終始飛び跳ねてます。いたずらもよくするので母(kaco)によ~~く怒られています(笑)


この薄茶の色と小さくまとまったお鼻の形がなんとも言えません。半開きの口もかわいいでしょ?









第一位!!

☆ボルゾイのビビ☆

名前の由来はかなりのビビりだからだとか・・・。
ビビりなのにいろんな子にちょっかいを出して逆襲に遭うちょっとおバカな女の子。人が大好きでいつも「ね~❤」って感じでお尻をスリスリしてきます。家族からは疎まれてます(笑)

文句なしの堂々第1位です!!
鼻の大きさ!弾力!形!私からすればパーフェクト!!
なによりこの顔・・・おマヌケ過ぎて力が抜けます。この顔で見つめられるといつも吹き出しちゃうんですよね・・・。


















←口開けて寝てます。

  ハチさんコスチュームでちょっと不機嫌ビーちゃん→


ビーちゃんの鼻❤(笑)

街で見つけたビビのそっくりサン!!



・・・・かなりふざけてしまった内容になってしまいました。反省。
でもやっぱり「鼻」はいいな(笑)

まだまだ写真はたくさんあるので、後日少しづつアップしようと思います。あ、「鼻写真」じゃないんでご安心下さいませ!・・・たぶん。

2012年6月15日金曜日

感銘を受けました

「地球生物会議 All Life In a Viable Environment (ALIVE)」という団体をご存じでしょうか?

すべての生きものが平和に生きることのできる環境のために活動する非営利の市民団体です。1996年の設立以来、数々の動物問題に取り組んでいて、特に動物愛護法の改正活動を中心にしています。

私がネットで調べものをしていた時にたまたま見つけました。(http://www.alive-net.net/)
この団体の活動に感銘を受けました!
私は母ほど、日本で今動物たちがどのような状況に置かれているのか・・・例えば家庭動物(ペット/この言葉嫌いなんですけどね(;一_一))、展示動物(動物園、水族館等)、実験動物、産業動物がどのような扱いをうけているのかは詳しくは分かりません。いや、あまり知りたくなかったと言うのが本心かしら・・・(~_~;)

このALIVEのサイトを見て、これは是非多くの方に知ってほしいと思ったので抜粋で紹介させいて下さい!!

もし、みなさんが犬や猫など飼いたいなと思ったらどうしますか?大抵の方は「ペットショップに行く」と答えるでしょう。そんな時、皆さんに注意してほしい点や、また、かわいそうな動物たちを守るために私たちができることをALIVEはこのように述べています。

以下ALIVEより抜粋 ()カッコ内は私の意見です。

1匹でも救おう
日本では飼い主に捨てられるなどして行政に収容された犬、猫が2009年度には24万匹税金を使って殺処分されました。新しい飼い主が見つかったのは犬は約21%、猫はわずか6%。犬や猫を飼いたい人は、行政の施設で殺処分を待つ子たちを引き取るか、里親探しをしている動物愛護団体に問い合わせ、行き場のない動物たちを救いましょう。

ペットショップに行ったら
ペットショップの子犬や子猫は、幼い時に母親から引き離され、居心地の悪いケージやショーケースに入れられたままです。免疫の低下で病気にかかりやすくそりゃそうだ。母乳飲んでないんだもん。saya談買ってからトラブルになることも少なくありません。(そうなると心無い人はそのまま捨てたり、モノ同然に「返品」、「交換」したりしますよね?そうなった子たちはどうなるかわかりますか?saya談)買う前に、お店の責任者からしっかりと話を聞き、確認しましょう。

ブリーダーのもとを訪れよう
一生家族として迎え入れる動物を、モノのように店頭やインターネットで買うのはやめましょう。先進国では自分でブリーダーのところを訪れて飼育環境や親・きょうだいの様子を見て決めるのが一般的です。純血種の犬や猫を飼いたい人はそれぞれの種の性格や習性を知り、直接、自分で繁殖場を訪れてみましょう。(そして知って下さい。どんなところで産まれ育ち、生活していたかを。saya談)

悪い業者に注意しよう
売れ残った犬や猫は、しばしば動物実験に売られています。人によくなつく、おとなしいペットは実験に使いやすいためです。健康な動物にわざと毒物を飲ませたり手術したりする動物実験はとても残酷な行為です。むやみに繁殖させて販売したり、実験に売り渡している業者に注意しましょう。

野生動物は買わないように
野生動物は人となじみがなく、環境になれなかったり、ストレスで弱ったりして飼育が難しいものです。特に野生動物を捕まえたり、異なる場所に放したりすることは、自然破壊にもつながります。野生動物は買わない、そして飼わないようにしましょう。



もう一つ私が気になった内容を紹介します。

以下ALIVEより抜粋(簡単に) ()カッコ内は私の意見です。

ーペットショップチェックー 
「劣悪なペットショップを見つけました。どうしたら改善してもらえるでしょう。」
さしあたってすぐにできることをやってみましょう。

*業の登録を確認する*
お店に入ったら、動物取扱業であることの「標識」が誰の目にも見えるところに貼ってあるか確認しましょう。標識には氏名、会社名、住所、業の形態、登録番号、登録年月日、有効期限、責任者の氏名が書かれています。これを掲示してない業者は違法です。動物取扱業者の一覧は公開されていますので、わからない場合は都道府県に問い合わせてみましょう。

*通信販売もチェック*
インターネットや新聞・雑誌広告で通信販売している業者の場合も、登録の義務があります。サイト画面や広告画面に業の標識を掲示していなければ違法になります。
 インターネットの動物オークションに複数回、出店している人も登録義務が課せられます。

*動物の個体情報の確認*
販売する動物の個体毎に、品種、性別、生年月日、生産地などを記した情報を貼りだしておくことが課せられています。インターネット等も同様です。

*問題点をチェックする*
お店では以下のような点でどこに問題があるか注意して観察し、忘れないようにメモに取っておきましょう。
●水、餌の状態
水は常に飲めるようにしてあるか。休日の世話はされているか。
●健康状態
けがをしている、ぐったりしている、毛のつやが失われているなど。
●衛生状態
悪臭がしないか。体が糞尿で汚れていないか。ケージは掃除されているか。
●ケージの大きさ
店舗が狭すぎないか。1匹あたりのケージが小さすぎないか。何頭も押し込められていないか。
●行動の理由
遊具があるか。鳥には止まり木や水浴び場があるか。日常的に自由な動作ができるか。同じ動作を繰り返すなどしていないか。
●設備
通風がいいか。換気されているか。暑すぎないかなど。
●野生動物
エキゾチックアニマル(犬、猫、馬、牛、山羊、羊など以外の動物を指します。カメ、ヘビ、フェレットなど。sayaなど飼育が難しい野生動物がいるか、種類と数はどうか。

*幼齢動物を見たら*
犬や猫は幼いうちに親や兄弟姉妹と一緒に過ごすなかで社会性を身につけます。この時期に社会化がうまくなされないと、後に問題行動が多くなり飼い主も苦労することになります。単にかわいいからと幼い子犬や子猫を店頭に並べて販売すべきではありません。
生後8週間未満の子犬や子猫が店頭にいないかどうかチェックしましょう。

*店員と話す*
動物に水や餌がなかったり、ケージが汚い、動物がぐったりしているなど、目に余るようなことがあったら店員や店長に話してみましょう。店員の応対でその店の善し悪しがある程度わかります。
各店舗には、必ず動物取扱責任者がいて、その氏名が貼り出してあります。責任者は研修を受ける義務があり、その知識を全店員に伝えなければならないことになっています。

*電話をする*
お店に電話をし店長と話す。「お店に行ったらあまりに動物の取り扱いがひどくて驚いた。飼育の状態が悪い、糞尿で汚れていた、病気のようだ」など「買い手」「消費者」の立場で伝えましょう。また友人、知人に頼んで、何人かで電話するのもよいでしょう。商売をしている人間にとって一番気がかりなのは、悪い評判が立ってお客さんが来なくなることです。

*手紙、FAX、メールを送る*
大きな企業はイメージダウン消費者離れを恐れています。大きなチェーン店には本社に直接送るといいでしょう。その場合は自分の連絡先を記し、「お返事を下さるようお願いします。」と文末に書いておきます。返事次第でその会社を判断する基準になります。

*「消費者」としての立場で*
個人業者で、いかにも危ない店とコンタクトする場合は、匿名でもいいでしょう。お店が一番気にかけているのは、地元のお客さんの評判。「こんな店にはもう2度と行きたくありません。また、動物好きの友人知人にもそう伝えます。」といったことを伝えることも大事です。

*行政に連絡する*
ペットショップなどの動物取扱業は都道府県に登録の義務があります。登録がなければ罰則が課せられます(罰金30万円(←でもこの程度なんだよな・・・saya談)罰金になると、その業者は2年間営業ができなくなります。
また、動物取扱業が守らなければならない基準が定められています。
行政の動物愛護担当職員に「店の状態がひどい、業者の遵守義務に反しているので、立ち入り調査をしてほしい。」と頼んでみましょう。(繁殖業者、インターネット等による販売業者、ペットホテル、美容、ペットシッター、動物園、水族館、ふれあい動物、移動動物園、乗馬クラブ、アニマルセラピー等もこれにあてはまります。saya談)
その場合、できるだけ具体的な状況をメモに取り、的確に伝えられるようにしておきます。所轄の地元の保健所に連絡が行き、保健所職員が調査と指導に行くことになっています。感染症予防の観点から衛生状態を伝えることも大事です。

*1回で終わりにしない*
その結果はどうだったか、担当者に電話して確認することも大切です。行政が行っても改善されないようだったら何度でも改善されるまで、繰り返し通報し続けるしかありません。店を実際に指導できる権限をもっているのは行政だけだからです。(悪質な業者は金儲けのためなら行政の目を盗みいつまでも続けます。1度で改善されることはまずないと思います。また、行政も結構腰が重かったりします(-"-)私たちが尻をしつこく叩いてやらなければ動かないことも・・・(-_-)/~~~ピシー!ピシー!saya談


どうでしょうか??私たちにも簡単にできることが結構ありますよね(#^.^#)
以前、知り合いに「あなたたちがやってることって本当に素晴らしいですね。私には真似できないわ。できることもないわ。」と言われたことがありました。

確かに、私たちのように自宅でたくさんのわんず、にゃんずを保護して里親さんを探すのはなかなかできないことだと思います(汗)でも、そうじゃないんですよ。よく見てみると、できることはたくさんあるんです。

例えば我が家には、お散歩のお手伝いに来て下さる方がいます。主婦の方や家族で来て下さる方もいます。
使わなくなったタオルや布団などを寄付してくださる方。
ドックベットやわんずのおやつ(時には人間にも/笑)をわざわざ買ってきて下さる方。
里親さんになって下さった方で、私たちの活動を理解してくれて、今のペット産業ってこうなんだよとお友達や知人に情報を発信してくれる方。
署名運動に協力をしてくれる方。
トリミングを手伝ってくれる方。
募金箱の設置に協力してくださる方、そこに募金をしてくださる方。
「医療費に」と寄付をしてくださる方もいます。

そう考えると我が家は本当にたくさんの人たちに助けられているなぁ・・・。有難いです(T_T)

あ!こうやって私たちのブログを読んでくれてるあなたも、今の動物たちの置かれてる状況を知ろうとしてくれてますよね(*^。^*)

ほら、まだまだできることはたくさんありそうですよ(=^・^=)

みなさんも、もし、動物のために何かできるかなと思ったら考えてみて下さい。

 

2012年6月14日木曜日

ジル

2007年に卒業したジルちゃん。兄弟のなかで唯一の女の子で体も他の子より一回り小さいビビりちゃんでした。

ご家族皆に愛され、穏やかな時の中で落ち着いたレディに成長しました。
ママさん曰く『写真より10倍位可愛いです』

譲渡の時には小学生だったお嬢さんも今では高校生とのこと。時の経つのは本当に早い!!!大学は獣医科など動物に関係する方向を目指しているそうです。頑張ってね♪


また可愛い写真を楽しみにしています。
有り難うございました。

2012年6月12日火曜日

いただきました♥

トリミングのお手伝いをしてくださるTさんからた~くさんの援助物資をいただきました。



かわいいハート形のドッグベッド。かじかじして中身を出すのが大好きな子がいるから助かります。

人間用のおやつまでいただきました(これは既におなかの中に…)

Tさん、ありがとうございました。               

2012年6月10日日曜日

卒業

お世話になっている団体さん経由で新しいお家が決まりました。

「状態の悪い子を」とのお申し出があり、ヘルニアで後ろ足に神経障害のでているサブリナをお願いすることになりました。

それと、里親会に参加させていただくために『持ち込みネコ』と『飛び込みペキニーズ』も預かっていただけることになりました。
西那須野いぬねこ里親会http://tomyshouse.blog.fc2.com/


『タケル』くん



丸刈りにされたよ~

ウチの場合、保護は出来ても里親会参加や里親募集のポスター作り、『いつでも里親募集』等への投稿といった具体的な募集活動まで手が回らないので、今回のようなお申し出は本当に助かります。

今回の事も、そしてまめたのときもそうですが、たくさんの方に支えられて今があるんだなとつくづく感じます。
協力してくださる方々に感謝の気持ちを忘れずに、1頭でも多くの子に新しい家族を探して行きたいです。


里親会で会おうね~

2012年6月5日火曜日

保護しました 続編

保護した子たちをきれいにして(トリミングを手伝ってくださったTさん、感謝です!)わんずにゴハンをあげて後片付けをしたら既に24時。にゃんずのトイレ掃除をするため猫砂を取りに玄関を開けた途端に何か白い塊が飛び込んできた。

「ん?」
「あちゃ~」

まさかの犬!白いペキニーズ!!外は雨が降っているのにほとんど濡れてない。

「またやられた・・・・」

何が驚きってこのペキニーズ、玄関を入って当然のように階段を駆け上がり一番上の段でお座りして待ってる。ゲートの反対側ではわんずがギャンギャン吠えてるのに知らん顔。

ため息しか出ません。はぁ~。

仕方がないので急きょケージを一つ空けてそこに入ってもらいました。

そこそこきれいで耳にも体にもダニやノミはいなさそう。シャンプーしたばかりなのか微かにシャンプーの匂いもする。「捨てる前にせめてシャンプーでも」って事ですか?今日の分のエネルギーはすべて使い果たしてしまったので怒る気にもならない。仕方ない、6頭連れて来たと思うことにしよう。

本日終了!

飛び込みペキの「ぺきお」です。

保護しました

先日、繁殖所から5頭のわんこを保護しました。

 ルカ ♂ 3か月  トイプー
befor
 心雑音があるため処分されてしまいます
after


サブリナ ♀ 推定7歳 トイプー
befor 
歯がぼろぼろ。後ろ脚も変です。乳腺もぼこぼこしてる。わき腹に腫瘍のようなものも。


after 

サラ ♀ 推定7歳 トイプー
befor
 出血があります。ヒートなのか病気なのか・・・

after

ライラ ♀ 推定7歳 トイプー
befor 
前足折れてます。腫れも痛みもないようなのでずいぶん前の骨折だと思います。

after
完全に折れています。360度ぐるぐる回ります。


ピノ ♀ 推定3歳 チワワ(スムース)
左前足折れたまま固まってしまいました。


ルカを除いて全員繁殖犬です。腕が折れていようが、できものができていようが治療することなく繁殖に使われます。歯は白いところがないくらいに歯石で真っ黒。当然ものすごい口臭(泣)。根元から腐ってしまって穴が開き、鼻と直結してしまっています。
何年も何年もこのような状態で『子犬製造機』として生まされ続け5~8年で用済みになれば想像するのも恐ろしい方法で処分されます。病気を持って生まれた子、障害を持って生まれた子は容赦なく処分されます。

もしかしたら皆さんの周りにいるわんこもこんな状況で生まれた子かもしれません。ペットショップで売れ残ってしまった子がその後どうなるのかご存知ですか?

わたしはこのような不幸な子をなくすには店頭での生体の販売をなくすしかないと思っています。

法律を変えればよいのでしょうか?個人的にはあまり意味がないと思います。なぜならこのようなことをしているのは法的な資格「動物取扱業」を持った人たちだからです。

「動物取扱業」を取得、更新する際に県の担当職員が現場の視察をします。上の写真のような状態の何十頭もの子が、積み上げられた身動きのとれないような狭いケージの中で叫び声をあげている様子を見ても「動物取扱業」の資格を与えてしまうのです。県は手数料収入さえ入ればどんなところでも関係ないのでしょうか?一般の人たちの感覚から恐ろしくずれた感覚の人たちだと思います。

私たちにできることはないのでしょうか?

「わんことの生活をはじめてみたいな」と思った人が里親会や行政で行っている一般譲渡などに足を運んで、新しい家族を迎える。ペットショップで買うことをやめれば良いのです。どうしても純血種の子犬を迎えたいのなら、繁殖について詳しく勉強していてブリーダーとしてのプライドを持ち、何より自分のところにいる子たちを愛情を持っているきちんとしたブリーダーさんを探してください。自分たちの食べるものは「×××産のトマト」とか「お米は×××産」、「生産者が分かる豚肉」なんて気を付けるのに、家族になる子に関しては「少しでも安い純血種が欲しい」なんておかしいですよね。買う人がいるから、売れるからペットショップは生体販売をするのです。買う人がなければ生体を置かなくなるのです。結局は私たちが不幸な子を作っているのです。


ペット総研の調査によると、犬の飼育費は年間平均12万5868円にもなるそうです。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0907/10/news029.html 15歳で犬生を閉じたとしたら188万です。 「少しでも安い純血種が欲しい」と思っている人がこれだけの金額を負担するのでしょうか?疑問です。病気になったから、経済的に負担になってといった理由で行政に持ち込まる子も後を絶ちません。「動物取扱業」よりも「犬猫の飼い主」こそ資格化したほうがよいのでは???

あ"~怒りのあまり横道にそれました(汗)

『買う人がいなくなればペットショップは生体を置かない』つまり不幸な子を確実に減らすことができるのです。法律で規制しなくても私たちの意識が変われば不幸な子を作らないで済むのです。
もし、周りでペットショップからの購入を考えている人がいたらぜひこの子たちの写真を見せてあげて下さい。そして「明日」という時間を持たない子たちの話を伝えてください。





2012年6月4日月曜日

卒業しました ☆まめ太☆

5月31日にチワワのまめちゃんは無事卒業して行きました。

お引越し先は滋賀県・・・・。今まで卒業して行った子たちの中で一番遠いところですかね(/_;)


東京で一人暮らしをしているお姉さんのお家での譲渡となり、翌日そのお姉さんと滋賀県へと向かいました。まめちゃんにとっては2日掛かりの長旅となったので少々心配はしていたのですが、移動中は大人しくしていて問題はなかったそうです。

本来ならば直接里親さんの家まで届けに行くのが私たちのルールなのですが、さすがに遠いし、長時間自宅を留守にしてしまうので東京での譲渡になったのです。
里親さんになる方とは入念な打ち合わせ、話し合いもしました。うちと里親さんの間に大変信頼できる方に入っていただいたので、問題ないと判断しました。


直接里親さんの自宅にまでお届けに行くのには理由があります。
第一に、里親詐欺を防止するためです。
「大切に育てます」と言って誓約書にサインし、いろんなところから里親になると言っては犬、猫を集めて売りに出したり(どこに出すかは分かりませんが、動物実験や繁殖所ですかね)、虐待目的だったりすることがあるからです。
事実、神奈川県川崎市で悲惨な里親詐欺事件がありました。つい最近裁判で判決が出ましたが、私にしてみれば非常に残念な結果です。http://news.livedoor.com/article/detail/6509637/

そして第二に実際に生活する場を確認して、改善していただくところがあるかどうか確認するためです。そこで話してみて難しいと言うことになれば譲渡の話を白紙にすることもあります。

人(里親さんになる方)を疑うのは非常に悲しいことですが、卒業して行くわんず、にゃんずの
命を守るためと、その子の幸せを守るためなのです。


まめちゃんはすっかり里親さん宅のアイドル的存在のようです。
お家ではいびきをかいて寝ていたそうです。すっかり安心しているのでしょうね。
まめちゃんが本当に幸せだと感じられて、まめちゃんだけをかわいがってくれる家族と出会えて本当に良かったです。

わんずの食事の用意をするときに食器が一つ減り、「ああ、そうか。もう卒業したんだな・・・。」と気づかされキュンと寂しくなる瞬間が毎回あり、母(kaco)はこの瞬間がいつも嫌だと言います。
ですが、これはわんこ1匹を幸せにした代償なんだと思えば悪くないかな・・・なんて。
何より寂しいなんて言ってる暇はないのです!!(笑)

まだまだ新しい家族を待っている子たちがたくさんいるのですから!!



 幸せになるんだよ、まめちゃん