We,mother Kaco and daughter Saya, are working on dogs and cats conservation activities.This is our activities' blog. We hope to share the information with many people, and we also would like to transmit the information. We started the activities in earnest in 2005. Looking for adopters for 9 dogs which some homeless people were unable to look after let us to start the activities.(ル二さん 訳)

2015年11月17日火曜日

何が違うの?

「亡くなった子が使っていたものがあるのですが使っていただけませんか?」
時々こんな電話を頂きます。

先日もわざわざ届けてくださった方がいました。


これらは頂いたものの一部。



 ソファやベッドなど段差のあるところに使うスロープ
    腰の悪い子だったのかな・・・        

ドーナッツカラー

たくさんの流動食 開けていない箱も

日替わりで使えそうなくらいたくさんのリード
              

キャリーも・・・
このほかにも洋服やドッグベッド、トイレシートやおむつなどたくさんいただきました。


だんだん弱ってきたときに、「少しでも食べやすく」「少しでも飲み込みやすく」「少しでも長く一緒に居られるように」との願いで用意したのであろう流動食。お散歩も楽しんで行っていたんだろうな。リードも可愛いデザインのものがたくさんあります。とてもかわいがってもらっていたのがよくわかります。 (たくさんのものを買ってもらっていたからかわいがってもらっていたということではありませんよ、念のため(^_^;))
           
まだ悲しみの中にいる飼い主さんにわんちゃんのことはとても聞けませんでしたが、亡くなったわんちゃんは日々たくさんの愛を受けていたでしょうし最期の時も御家族の愛に包まれて虹の橋へと旅立ったと思います。




その一方で、先日保護したような「愛」というものを全く知らずに一生を終える子もいる。

生まれて数十日で親から離され箱に入れられて競りにかけられる。
競り落とされてショップに並び素敵な家族に巡り合える確率ってどのくらいなんだろう?

「トイレが覚えられない」「吠えてうるさい」「病気になってお金がかかる」「病気で苦しんでいるのをみたくない」「咬む」「老犬になった」「死ぬところを見たくない」etc...こんな理由で保健所やセンターに持ち込まれたり捨てられたりしてしまう子達。

売れ残ってしまった子は?
競りではじかれてしまった子は?
親犬たちはどうなの?



幸せな一生を送れることそうでない子、何が違うんだろう





私が助けられる子の数なんてたかがしれているけど、せめて助けることが出来た子たちにはこの亡くなったわんちゃんのように最期の時までしっかりと看取ってくれる方に縁を結びたいと思っています。



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