We,mother Kaco and daughter Saya, are working on dogs and cats conservation activities.This is our activities' blog. We hope to share the information with many people, and we also would like to transmit the information. We started the activities in earnest in 2005. Looking for adopters for 9 dogs which some homeless people were unable to look after let us to start the activities.(ル二さん 訳)

2015年5月18日月曜日

ジャッキー

2000年に盲導犬のパピーとしてやってきたジャッキー。
1年間の預かり期間を終えてセンターに戻るも3か月後にキャリアチェンジとなり我が家に戻ってきました。ワンズで唯一誕生日のわかっている子です。

3歳のころ

そんなジャッキーも今年15歳になりました。去年の秋くらいからお散歩のときにつまずいたりバランスを崩したりするようになりだんだんお散歩にもいかなくなってしまいました。



後ろ足が弱くなって力が入らないので足が開いてしまい体を支えることが出来ません。


足が開いてしまうのでなかなか立ち上がれない

このままだとどんどん筋肉が落ちて寝たきりになってしまいます。
車いすも考えたのですが、ワンコの多い家の中で車いすで生活するのは現実的ではありません。
滑り止めのついたソックスや靴も試してみたのですが、ソックスはいつの間にか脱げてしまうし靴は上下が回転してしまってどうもうまくいかない。

何か良い方法はと考えているときに思い出したのがHさん。確か知り合いの方で犬の靴を販売している方がいてその靴は盲導犬センターでも使われていると言っていたような気が・・・
すぐにHさんに連絡を取って紹介をしてもらいました。
とても丁寧な対応をして下さり、試着も可との事なので早速ジャッキーを連れてGO!!
今回お世話になったエクランさん
インドア用、アウトドア用、爪カバーなど用途に合わせて選べます。

で、ジャッキーに選んだのはインドア用のロングタイプ。

このところ手足を触られることが多くて不満げなジャッキー


実際に履いて歩かせてみるとぎこちなさはあるものの一歩一歩しっかりと歩いている感じ。

                 

試着したところは床がフローリングではなかったので、家ではどうなのか少し不安もあったのですが、2セットを購入。(2足で1セット)

帰宅して早速履かせてみたら・・・
            

うんうん、いい感じ☺️(インドア用なので外で履かせるのはNGなんだけど、写真を撮るためにちょっとだけお外で😓)
ただ、思ったより脚が弱くなってる。前足はしっかり前に出るけど後ろは少し引きずる感じ。
ジャッキー、歩かなくてもいいよ、立ち上がって足に体重をのせるだけでもいいからね。
リハビリ、頑張ろうね*\(^o^)/*



2015年5月10日日曜日

あるコメントから・・・

以前の投稿、「乱繁殖の被害者」http://sayaxwxapr11.blogspot.jp/2014/07/blog-post_51.html?showComment=1431016504816#c3874971403473621245に、こんなコメントを頂きました。

***以下引用***
この記事に、今更のコメントかもしれません…
確かにおっしゃりたい事は、わかりますし悪徳業者にお金が行くなんて事も、腹立たしい事ではありますが、では、買わない事を進めてしまえば、ペットショップにいる子達は、どうなりますか?
買うから悪徳業者は減らない。もちろんそうです。
ですが、私はペットショップで買う気もない方達に、一日何人者の方に変な抱っこをされ、関節がおかしくなり、期待され離される彼等にお金を使います。保護犬を引き取られる方は立派だと思います。ですが、産まれてきた命は、悪徳だろうが何だろうが彼等には関係ありません。生意気な言い方、申し訳なく思いますが、ブリーダーでお金を払って飼うのなら、ペットショップで閉じ込められて寂しい思いをしてる彼等に私は、お金を払います。
***引用ここまで***

確かにショップで売れ残った子達の問題は今現在起きています。コメントをくださった方も「可愛い子犬が欲しいからペットショップで子犬を買う」というより売れ残ってしまった子を助けるという意味合いでペットショップの子にお金を払うとおっしゃっているのだと思います。

円錐形って上から見ると円形だけど横から見れば三角形。生体販売についても視点が違えば意見も対応の仕方も変わってくると思います。「これが唯一の解決法!」なんてものはないでしょう。
法改正のために動く人、繁殖引退犬をレスキューする人、ペットショップでの購入をしないようにしましょうと呼びかける人、売れ残った子達をレスキューする人などなど。一人ですべての子を救うことなんてできるわけない。だからこそ、たくさんの人が多方面からさまざまな働きかけをする必要があると思うのです。みんな目的は同じ。「人間のエゴのために不幸になる子をなくすこと」

いろいろな考え方があって良いと思うのです。それが私腹を肥やしたり功名心を満足させるためだけのものでなければ。

出来る事をこつこつと!ねっ(^・^)



2015年5月7日木曜日

高校生のボランティア

先日 某県立高校の生徒さん達からボランティアをしたいという連絡をいただきました。利用している市の掲示板を見たとのことで、一度お会いして細かいお話をしましょうということになりました。

当日は学校が休みの土曜日。生徒さん達は制服で時間より早めに到着して待っていてくださいました。
学校のクラブ活動(JRCクラブ)としてボランティアに参加したいとの事。具体的にどんなボランティアを必要としているのか説明をし、顧問の先生の同席がなかったので 先生とお話をしたいので連絡を頂けるよう伝えてその日は解散。

5日後に顧問の先生から連絡がありました。『今回は見合わせたい』と。
理由を聞いたのですが正直なところ???な感じです。具体的に××だからということではなく、こちらがどういった活動をしているのかわからないからだそうです。
わからなければ聞いてくれればいいし生徒さんにブログのことも知らせてあります。でも問い合わせもないしブログも読んでいない。

今回若い世代の方がボランティアをしたいと言ってくれて本当にうれしかった。
ボランティア申し込みのきっかけは「動物が好きだから」ということかもしれない。でもボランティアに来てもらうことで繁殖犬の事やペットショップに並ぶ子犬たちの事、殺処分の事など知ってもらうチャンスでもあったのに・・・。家に帰ってそれを家族に話せばご家族の方にも知ってもらえます。現状を知った生徒さんたちが成人して犬や猫を家族として迎えたいと思った時に、ペットショップに対して「NO」と言ってくれるかもしれない。ペットショップで犬や猫を買おうとしている友人知人に繁殖犬のことを伝えてくれるかもしれない。

現状を変えていくには法改正も必要だと思います。でもそれには時間がかかるし何やら上の方での駆け引きもあるらしい。もっと簡単に今すぐにできること、それは生体販売に対して「NO」と言うこと。だからこそ若い世代の人たちに繁殖犬たちのことを知ってもらいたかった。

残念な結果にはなってしまいましたが、うれしかったこともありました。
学校側から断りの電話があった後、生徒さんたちに「ボランティアを希望してくれたこと、うれしかったです」ってLINEを入れたんだけど(連絡がまわしやすいようにって生徒さんがLINEにグループを作ってくれたんですよ(涙))「もう少し先生とも話し合いをしてみます」とお返事をもらいました。頼もしいな(^◇^)上からダメって言われてはいそうですかって諦めないところがうれしい。
粘ってみてもダメならダメで仕方ないと思う。でもその理由が『前例がないから』なんてバカみたいな理由ではありませんように。だってそれは生徒達に「前例のない事はしてはいけない」「新しい事にチャレンジしてはいけない」ってメッセージを送ることになるのだから。