We,mother Kaco and daughter Saya, are working on dogs and cats conservation activities.This is our activities' blog. We hope to share the information with many people, and we also would like to transmit the information. We started the activities in earnest in 2005. Looking for adopters for 9 dogs which some homeless people were unable to look after let us to start the activities.(ル二さん 訳)

2015年8月30日日曜日

シェルターがカラになった日

アメリカの保護施設で「Clear the shelters」というイベントが行われシェルターにいた200頭全てに里親さんが決まったということです。
詳しくはこちら
   ↓
動物保護施設が一時閉鎖!

ふだんは里親さんに負担をしてもらう医療費をその日は無料にした結果、全ての子に里親さんが決まったと・・・。めでたしめでたし、良かったね    ってそうなのかな?

生き物を飼うということは当然お金がかかるわけです。フード、医療費、トリミング犬種ならトリミング代、などなど。犬種にもよりますが大きな病気もなく健康に過ごしていても年間で10万円以上かかります。参考「犬を飼う際に必要な費用

で、心配なのがこのように無料で譲渡をしてしまうことで飼える状況にない人にまでもしくはペットにお金をかけたくない人にまで譲渡されてしまうのではないかということです。

もちろん誰彼かまわず欲しい人に渡しているということではないと思います。それでもやはり「タダだからもらいに来た」という人も少なからずいたと思うのです。

なるべくお金をかけずに犬が欲しい、生活が厳しいけど犬が欲しいといった家庭にもらわれていった子達が病気になった時、適切な医療を受けさせてもらえるのか?

介護が必要になった時にきちんと手をかけてもらえるのか?

タダだからと軽い気持ちで譲り受たのはいいけど、ほえる、なつかない、引っ張る、いたずらがひどい等の問題行動が出たときにきちんと対処してもらえるのか?

もちろんお金があってもペットにお金をかけたくない人もいるので一概には言えませんが




20年以上前に私が猫の保護を始めたときに先輩ボラさんから言われたことがあります。

「タダで手に入れたものは大切にされない傾向があるから、里親さんには必ず医療費などの負担をしてもらいなさい、決してタダで渡してはダメ」

その時は「そんなことしたら里親さん決まらないよ~」と思ったのですが、落ち着いて考えたら確かにそうだなと。保護した子たちに幸せになってほしくて里親探しをしているのに、自分が決めた里親さんのもとでさびしい思いや苦しい思いをしていたら保護した意味がないですからね。

シェルターから保護動物がいなくなるのは素晴らしいことだと思う。
どんなに愛情をかけて世話をしていてもシェルターはシェルター。家庭ではない。1頭1頭と関わる時間は多くは取れないし、どうしても病気の子や介助の必要な老犬が優先になる。
うちにいる子達も家庭犬として穏やかで落ち着いた生活をさせてあげたい。(病犬、老犬が多くてなかなか譲渡にはならないんだけどね・・・)
ただね、数にとらわれたくはない。「今回は○頭保護して○頭譲渡が決まりました!!」みたいな。
もちろん一頭でも多くの子を保護したいと思うけど、「保護しました、お届けに向かいます」というような流れ作業みたいな事は出来ないし、個人での活動には限界がある。頭数が多くなれば当然今いる子達にも負担になる。
だからたくさんは保護できないけど、募集中の子たちには最高の里親さんを見つけてあげたい。


番犬や、子供のおもちゃとしてではなく家族の一員として迎えてくださる方、大募集です!
ポン太
タイム



シーちゃん
ポル

ジローラモ・スミス






ドン




ぽちっと応援お願いします にほんブログ村 犬ブログへ にほんブログ村 犬ブログ 犬 ボランティアへ

0 件のコメント:

コメントを投稿