We,mother Kaco and daughter Saya, are working on dogs and cats conservation activities.This is our activities' blog. We hope to share the information with many people, and we also would like to transmit the information. We started the activities in earnest in 2005. Looking for adopters for 9 dogs which some homeless people were unable to look after let us to start the activities.(ル二さん 訳)

2015年4月11日土曜日

サリー

2年前に保護をしたサリー。



保護直後から多発性の肥満細胞腫や卵巣嚢腫などで手術を繰り返してきました。

『またまた保護しました』
http://sayaxwxapr11.blogspot.jp/2013/03/blog-post_5534.html

『サリー、デイジー、シフォン、タイム、ジャスミン』
http://sayaxwxapr11.blogspot.jp/2013/04/blog-post_7.html

『サリー』
http://sayaxwxapr11.blogspot.jp/2013/06/blog-post_16.html

そして今回 また乳腺にしこりが見つかりました。除去手術をして病理検査に出した結果 乳腺腺癌。マージン部付近のリンパ管にも腫瘍細胞が浸潤していました。
術後に撮った肺のレントゲン検査で転移は確認できませんでしたが、
①レントゲンで確認できるのは腫瘍がある程度の大きさになってから
②何もしなければ恐らく1ヶ月以内には肺転移が出るであろうこと
③もし抗がん剤の使用を考えるのなら早い方が良いが、抗がん剤を使っても肺転移は出るだろうという事
などの説明を受けました。

リンパ管に浸潤しているということは非常に高い確率で転移があるということです。もしかしたらレントゲンには写らなかったけどすでに肺に転移している可能性も高い。抗がん剤を使った場合その副作用も考慮しなければなりません。考えたいことはいろいろありますが、のんびり考えている時間はないので、取り敢えず始めることにしました。3週間ごとに注射をして それを4回続けます。副作用が強いようなら1回で止めようと思っていました。

1回目が終わってから2日後に下痢と食欲不振が出ました。抗がん剤の副作用です。体重が減りましたがなんとか薬で抑えることが出来ました。

薬を変えて2回目の注射。
副作用を考慮しての投薬が功を奏したのか今回は副作用の症状が出ませんでした。

1週間後に3回目の注射という時期になって少し咳が出ます。嫌な予感がして直ぐに病院に行きました。

レントゲン写真を見ると肺にボコボコした影が見えます。

肺転移です。

余命1ヶ月の宣告を受けました。


今のところ薬で咳は落ち着いています。体重は減ってきましたが食欲もあり様子は今までと変わりありません。今後は緩和治療になりますが胸水が溜まるようになった時には先生と相談しようと思っています。痛みや苦しみがないよう穏やかに最期の時を迎えられるよう 見守ってあげたいです。





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