We,mother Kaco and daughter Saya, are working on dogs and cats conservation activities.This is our activities' blog. We hope to share the information with many people, and we also would like to transmit the information. We started the activities in earnest in 2005. Looking for adopters for 9 dogs which some homeless people were unable to look after let us to start the activities.(ル二さん 訳)

2012年6月5日火曜日

保護しました

先日、繁殖所から5頭のわんこを保護しました。

 ルカ ♂ 3か月  トイプー
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 心雑音があるため処分されてしまいます
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サブリナ ♀ 推定7歳 トイプー
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歯がぼろぼろ。後ろ脚も変です。乳腺もぼこぼこしてる。わき腹に腫瘍のようなものも。


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サラ ♀ 推定7歳 トイプー
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 出血があります。ヒートなのか病気なのか・・・

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ライラ ♀ 推定7歳 トイプー
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前足折れてます。腫れも痛みもないようなのでずいぶん前の骨折だと思います。

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完全に折れています。360度ぐるぐる回ります。


ピノ ♀ 推定3歳 チワワ(スムース)
左前足折れたまま固まってしまいました。


ルカを除いて全員繁殖犬です。腕が折れていようが、できものができていようが治療することなく繁殖に使われます。歯は白いところがないくらいに歯石で真っ黒。当然ものすごい口臭(泣)。根元から腐ってしまって穴が開き、鼻と直結してしまっています。
何年も何年もこのような状態で『子犬製造機』として生まされ続け5~8年で用済みになれば想像するのも恐ろしい方法で処分されます。病気を持って生まれた子、障害を持って生まれた子は容赦なく処分されます。

もしかしたら皆さんの周りにいるわんこもこんな状況で生まれた子かもしれません。ペットショップで売れ残ってしまった子がその後どうなるのかご存知ですか?

わたしはこのような不幸な子をなくすには店頭での生体の販売をなくすしかないと思っています。

法律を変えればよいのでしょうか?個人的にはあまり意味がないと思います。なぜならこのようなことをしているのは法的な資格「動物取扱業」を持った人たちだからです。

「動物取扱業」を取得、更新する際に県の担当職員が現場の視察をします。上の写真のような状態の何十頭もの子が、積み上げられた身動きのとれないような狭いケージの中で叫び声をあげている様子を見ても「動物取扱業」の資格を与えてしまうのです。県は手数料収入さえ入ればどんなところでも関係ないのでしょうか?一般の人たちの感覚から恐ろしくずれた感覚の人たちだと思います。

私たちにできることはないのでしょうか?

「わんことの生活をはじめてみたいな」と思った人が里親会や行政で行っている一般譲渡などに足を運んで、新しい家族を迎える。ペットショップで買うことをやめれば良いのです。どうしても純血種の子犬を迎えたいのなら、繁殖について詳しく勉強していてブリーダーとしてのプライドを持ち、何より自分のところにいる子たちを愛情を持っているきちんとしたブリーダーさんを探してください。自分たちの食べるものは「×××産のトマト」とか「お米は×××産」、「生産者が分かる豚肉」なんて気を付けるのに、家族になる子に関しては「少しでも安い純血種が欲しい」なんておかしいですよね。買う人がいるから、売れるからペットショップは生体販売をするのです。買う人がなければ生体を置かなくなるのです。結局は私たちが不幸な子を作っているのです。


ペット総研の調査によると、犬の飼育費は年間平均12万5868円にもなるそうです。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0907/10/news029.html 15歳で犬生を閉じたとしたら188万です。 「少しでも安い純血種が欲しい」と思っている人がこれだけの金額を負担するのでしょうか?疑問です。病気になったから、経済的に負担になってといった理由で行政に持ち込まる子も後を絶ちません。「動物取扱業」よりも「犬猫の飼い主」こそ資格化したほうがよいのでは???

あ"~怒りのあまり横道にそれました(汗)

『買う人がいなくなればペットショップは生体を置かない』つまり不幸な子を確実に減らすことができるのです。法律で規制しなくても私たちの意識が変われば不幸な子を作らないで済むのです。
もし、周りでペットショップからの購入を考えている人がいたらぜひこの子たちの写真を見せてあげて下さい。そして「明日」という時間を持たない子たちの話を伝えてください。





2 件のコメント:

  1. フクチパピー2012年6月12日 11:04

    繁殖犬の悲惨な光景に絶句!してしまいました。よくこんな残酷なことが・・・・・ ペットを物として扱う法律にも腹がたちます
    先日飼い主仲間とこの悲惨な事実について話しましたところ
    Aさんは「誰もがお金を出してペットを買わなくなれば可愛そうな子がいなくなるんじゃないの」と言い、
    Bさんは「いや、ペットの値段が高ければ高いほど大切に可愛がるからいいんだよ、安くちゃだめなんだよ」と主張
    私には理解不能でした、いやはや!

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    1. 本文にも書きましたが、やはり「ペットショップから買わない」ということだと思います。
      命あるものを、棚に並んだ商品と同じように扱うことが間違いだと思っています。いつの日か人間の身勝手によって処分される子がいなくなると良いですね。

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