里親希望者様へのお願い

2012年7月26日木曜日

千葉県 船橋の犬26匹放置事件 動物愛護法違反で逮捕

まずはこちらをご覧ください。
2012年7月19日のフジテレビ「スーパーニュース」の報道で知りました。

団地の一室で犬26匹を放置したとして、動物愛護法違反の疑いで逮捕されました。
一カ月も放置されていたらしいです。ただこの女の息子が、ここの家賃を払えないため隠れながら餌をやりに行っていたらしいです。それにしたってです!この暑さですよ!?おそらく空調なんかはついていなかっただろうし、部屋は当然不衛生。(5・60cmの糞の土手ができていたとか)26匹のうち1匹は発見当時死んでしまってたそうです。

この女、立ち退きを迫られて、31匹いた犬のうち5匹だけ連れて転居したそうです。「残した犬は自力で生きていけると思った」と供述。
避妊去勢手術もしていなかったのであれよあれよという間に増えてしまったのでしょう。

現在は栃木県にある、ある団体さんが25匹を引き取りリハビリをしているそうです。やはり人間不信になっている子もいるようです。
この団体さん、私たちの間ではとても有名な方です。動物たちに対して大変熱心に活動されてる方だと私は思います。お話を聞いただけで直接お会いした事はないのですが・・・(^_^;)
シェルターをいくつか持っていて、ドックランまで完備してあるとか。今回保護された子たちのためにまた新たにドックランを作ったそうです。
報道を見て里親希望をする人からの電話が鳴りっぱなしだとか。

「家族として向かえ入れたい」という声は大変ありがたい事です。ですが、電話一本で譲渡できるものではないということは知っておいてほしいです。
里親希望者さんと会ってみてお話をして、この人にはちょっとこの子を飼うのは難しいんじゃないかしら・・・と判断することもあります。残念ながらお断りすることもあるんですよ。
それは当然わんず、にゃんずの「幸せ」のためなんです。
「かわいい」「欲しい」だけじゃ生き物は飼えないのです。相手は「生き物」なのです。
私たちは責任をも持って、そして生涯愛情を持って飼ってほしいと願ってます。そのためにはその子に合う里親さんのもとへ送り出したいと考えています。それが、新しい家族を待っているわんず、にゃんずに対する私たちの「責任」です。

この栃木の団体さんもそのようにされています。そこで誤解を受けて逆恨みされてしまうことも実際あるようです。悲しいことですよね(-_-)


この事件を今頃お話するのには理由があるのです(汗)

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、報道の中で「栃木県 鹿沼」という報道のされ方がしてあります。他局や新聞、ネットで調べてみても「栃木県鹿沼」の文字はどこにも出ていませんでした。知り合いにも確認をしたら、栃木でそんな話は出てないと言われました。
おかしいなと思いフジテレビに問い合わせたのですが1週間待っても返事が来ず・・・。まったく、何のための「お客様問い合わせ」なんだか。おもいっきり誤報だと思うのですが(;一_一)


動物愛護違反をしたこの女、どんな罰則になるのでしょうか?
動物愛護法の罰則を調べてみましたが、一番重くて1年以下の懲役、又は数百万以下の罰金。

あてはまるものとしては「愛護動物を遺棄したものは30万以下の罰金」と「みだりに給餌または給水をやめることにより衰弱させる等の虐待を行ったものは30万以下の罰金」・・・でしょうか。

犬や猫の命ってそんなもんなんだ。これって罰金払えばまた動物飼ってもいいってことになりませんか?
動物愛護法の改正も政局の変動があって検討が停滞してるみたいです。
早く改正されることを願うばかりです。

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