http://nikkan-spa.jp/533629
(こちらは記事だけでシカの写真がでてくることはありません)
主催者の方曰く
「実感したいんですよ。命が亡くなるというのは衝撃的なこと。『生きている動物が死ぬ』ということと、『その肉を食べる』という行為が普通に生活していると結びつかない。実感できない。自分でその『痛みみたいなもの』も感じたほうが……
ということらしい。
私自身は菜食主義者ではないし、肉も魚も卵も食べる。
でも食べ放題は大嫌いだし、食べるためではない趣味の釣りも狩猟も嫌い。
私がここで言いたいのは肉食の是非でも狩猟の是非でもない。(もちろんこれらに関して言いたい頃は山ほどあるんだけど…)
なぜ「解体ショー」というエンターテイメント、見世物にする必要があるのかということ。
百聞は一見にしかず?実際に見てみないと命を奪うということがどういうことかわからない?
想像力というものがないのか!?
少なくとも、記事を読んだ限りでは「命の大切さを伝えたい」とか「命を頂くということを感じてほしい」という感じではない。ノリで解体3分クッキング🎶って感じ。
別の記事のなかではライブでの鹿の解体ショーやファンを連れて解体体験ツアーを組むなどしている事について
「鹿の解体をやっているユニット」というキャッチフレーズがあれば面白がってもらえる
とコメントしています。(主催者はミュージシャン)
一番心配なのは、こんなものがお手軽にみられるようになったらまねをするバカが出てくるってこと。
凶悪犯罪を起こした犯人が高い確率で動物虐待をしていたということは良く知られている。
それでなくても犬や猫、ウサギなどを虐待したり殺したりして自慢げに動画のアップをするバカも後を絶たないし、最近もありましたよね、猫の死体が続けて発見されたってニュースが。
生きていた動物が食肉になる工程を実際に見て確認したいという方、屠場に行ってください。
多くの場所が事前の申し込みで見学ができるそうです。
何でも「狩りガール」とかいって狩猟をする女の子がブーム(?)になっているのだとか。
ブームにのってたくさん「狩り」や「解体」に関する記事が拡散されることで、頭のおかしな奴を刺激することにならなければよいのだけど。
***ご支援いただきました***
こんにちは。先日NPOマッチングでご一緒した、市貝町の爽菜農園、小野寺です。
返信削除先日はお世話になりました。
ブログ拝見させていただきました。
すごくいろいろ活動されていて、すごいな~と思いました。
ちょうど解体ショーの話があったので、つい書き込みしてしまいました。
別にエラそうなことを言える立場ではないのですが、
なんとなくKazukoさんの言いたい気持わかるな~と思いまして。
我が家ではニワトリを飼っていて、それを自分たちでつぶして食べたりします。
でも、それは今まで育ててきて、廃鶏にして捨てるよりは、最後まで命をいただこう、と、そんなことも考えてです。
でも、この解体ショーって、主催者の意気込みはわからなくはないけれど、
やはり見世物と言う感じがぬぐえないですね。
都会の人が解体ショーを見たからと言っても、結局生活には結びついていかないんじゃないかと。
そこまで都会の人に命の大切さを知ってもらいたいのなら、
やはり一緒に育て、一緒に解体して、食べる、
または、一緒に狩りをして、解体して、食べる。
そして、どうして狩るのか、食べる必要があるのかなど一緒に考えながらでないと、
伝わらないんじゃないかな~と、、、、、
なんかまとまらなくなってきてしまいました。
これからも活動頑張ってください。
またどこかでお会いしてお話できたらうれしいです。