里親希望者様へのお願い

2014年5月24日土曜日

誰のための… “Who is this farewell party for?”

山崎さんのお別れ会が開かれるそうです。献花も宅配業者の絡むものはダメで代金を事務局(?)に振り込んで欲しいとのこと。慰霊碑や基金の話も有るとか…(。-_-。)

でもね、山崎さんはそんな事望んでいないはず。派手なことや賑やかな事が大の苦手だった。
山崎さんと本当に親しかったひとは参加するの?事務局って何?

ブログやFBでのシェアは伝言ゲームのようなもの。元記事から遠くなるほど最初の意図とは違ったものになってしまう可能性が高い。
正直、こんなに拡散して頂けると思っていなかったので、ありがたい反面、心配もしていました。

お別れ会にしても慰霊碑にしても、誰の為のものなのか考えて欲しいです。
山崎さんの為?ならやめて欲しい。山崎さんはそんな事望んでいません。
お花を、お線香をあげたいと言って下さった方の為?それなら山崎さんの名前でお金を集めないで欲しいのです。

誰も悪意は無いと思うのです。
でも、お金が絡むことで「なんだ、結局は金集めか」と、山崎さんの死が穢されるのは我慢できません。

I heard that Mr. Yamazaki’s farewell party will hold. Laying a bunch of flower or some using delivery is not allowed. It needs to transfer that money to the “office” account. And also there are a plan of the funds and memorial monument for him.


But Mr. Yamazaki would not want that. He hates some showy and bustling things.


People who close friend of Mr. Yamazaki will attend? What’s the “office”?


Sharing in Blog or FB is like a Telephone game. The more distant is probable that the meaning of the article is going to different from first intention.


To be honest, I never thought people would spread this information. I am grateful for that. 

On the other hand, I was very worried about that.


If any farewell party or memorial monument, please think about “Who is this farewell party for?

If it for Mr. Yamazaki, I wish you would stop it. He doesn't want that.

If it for some people who wants to lay a bunch of flower or to light incense, I wish you would not use Mr. Yamazaki name for raising money.

 

Everyone meant well in doing what they did.

But violate the Mr. Yamazaki death as involved with money, I can't take it anymore.  (訳 RANさん)







2014年5月21日水曜日

消えてしまった日常

山崎さんが亡くなってから今日で37日。山崎さんと交流のあった人達は悲しみを抱えてそれぞれの日常へと戻って行きました。でも、山崎さんと顔を合わせることが日常だった私は戻る日常がもう有りません。


外は雨が降っています。こんな日は必ず「降ってるかい?お散歩行けそうかい?」って電話をくれました。
それが日常でした。


ワンズのイタズラやトイレの失敗でプリプリしていると「感情的に叱っても犬はわからないよ」と諭す山崎さん。それに対して「犬に感情が有る様にあたしにも感情が有るの‼︎」と返すと、苦笑いをしていました。
そんな会話を交わすのが日常でした。


でももう二度と電話をもらうことも、会話を交わすことも有りません。私の日常は消えてしまいました。


差し入れや物資の援助もたくさん頂きました。貧血のひどい私に食べきれないほどのプルーンや栄養ドリンクを持って来てくれたり、ワンズのトイレシートやお散歩用のポイ太くんなど定期的に持って来てくれました。でも、こちらから何かを差し上げようとしても絶対に受け取りませんでした。「俺はいいんだぁ。俺に金使うな。ワンコに何か買ってやってくれ」と、ちょっと怒った様に…
与えるだけで受け取ることをしない人でした。


ありがたく受け取って「ありがとう、助かるよ」っていうと少し照れた様子で「いいんだぁ、必要なものがあったらいつでも言いな」って嬉しそうに微笑んでいました。


ある時、「花子のご飯買いに行くけど必要なものは有るかい?」って聞かれて「うん、ドッグラン付きのシェルター‼︎」って答えて二人で大笑したことも有りました。


こんな日常はもう戻ってこない。


きっとあなたはこう言うね
「俺な為になんか泣くなぁ。わんこの為に前に進め」
今はまだできそうにないよ。
悲しくて悲しくて、悲しさが怒りに変わりそうだよ。


でも、そんな事望んでないよね。
わかってる。
泣くことはやめられそうに無いけどワンズの為に、そして最後まで私の事を心配してくれた山崎さんの為に頑張るよ。新しい日常を作って行くよ。


山崎さん、県が山崎さんに対するパワハラを認めたよ。これから栃木県は変わって行くよ、いや変わっていかなきゃいけない。動物達に寄り添う動物行政。そう変わって行くことが望みだったんだもんね。
頑張るから、ワンズと私達を見守ってね。

御礼とお願いと…

亡くなられたYさんの件で、たくさんの方より励ましのお言葉をいただいております。
涙を流した・・・とおっしゃって下さる方も・・・。

たくさんのコメントを頂いているのになかなかお返事ができなくて申し訳ありません。
1通1通大切に読ませていただいております。
ありがとうございます。

Yさんのことを知らないたくさんの人が、「この内容をシェアしました!」「栃木県に抗議のメールを送りました!」と動いて下さり、胸が熱くなりただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
手を差し伸べてくれる人がこんなにたくさんいる。あの腐りきったセンターを変えることができるかもしれない。


昨日もある雑誌の取材を受けました。
栃木県が何をしたのか、何をしてきたのかを大きな記事にしてもらいたいと思います。
きちんと記事になるといいのですが・・・。


この悲しくて悔しくて怒りを覚えずにはいられない出来事をたくさんの方に知っていただきたいです。
そのためには、まだまだ皆様のお力が必要です。
どうか、お力添えをお願いいたします。

また、この事件の内容は削除される可能性があるのでコピーをして保存するなど対策をお願いします。
ある方のブログでは、アップしてすぐに削除されたそうです。
お忙しい県の職員はボランティア団体のブログのチェックもまめにされているそうです。
そんなことに時間を費やさないでもっと他の事に精を出して頂きたいものです。

そしてもう一つお願いです。

栃木県の今の現状を変えるためにも、皆様の声を届けて頂けないでしょうか?

以下、フェイスブックより「公益社団法人 日本動物福祉協会 栃木県支部」さん(http://www.cat-tochigi.com/)の記事からの抜粋&コピペです。

~*~*~*~☆知事にアクセス☆~*~*~*~
http://www.pref.tochigi.lg.jp/c05/pref/kouhou/iken/chijiakusesu.html
提案の方法
1.ホームページ上での提案方法
提案フォームへのリンクを開くと入力画面が表示されます。
2.電子メールで提案する
メールアドレス:teian@pref.tochigi.lg.jp
3.郵送又はファクシミリでの提案方法
①郵送送付先
320-8501
郵便番号のみで住所の記載は必要ありません。)
栃木県広報課「知事にアクセス」受付係
②ファクシミリ送付先
FAX番号:028-623-2160
☆お問い合わせ:広報課☆
320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館3階
電話番号:028-623-2158
ファックス番号:028-623-2160
Email:kouhou@pref.tochigi.lg.jp
下記、要望内容です。
これに皆様のお気持ちを
付け加えていただければ幸いです。
~*~*~*~*~要望内容~*~*~*~*~
1.動物行政の上層部の更迭
この度のパワハラによる自殺の直接の原因となった
栃木県生活衛生課 課長と
栃木県動物愛護指導センター センター長の
更迭を求めます。
これは、自殺事件の直接の原因の
責任を取らせるという意味合いよりも、
人材を生かせなかった管理職のトップとしての責任と
上層部に逆らえば、今度は自分が追い込まれると
恐怖心を感じている、今の職場環境の改善、
似非愛護のNPO法人や鹿沼市の登録取消の動物取扱業者
上三川の虐待事件、安楽死用薬品紛失事件、
塩谷町のアニマルホーダーの現場など
様々な現場の対応の遅れ、
また、収容動物のオスメス間違いなど基本的なミスや
あってはならない感染症が頻発するなど
度々、外部からも注意を受けているにもかかわらず、
改善がないことについて
責任を取っていただきたいということです。
なによりも小さないのちや都合の悪い存在を
殺す、排除するという思考は危険であると同時に
その管理職の能力不足でしかありません。
これを機に真に人材を生かす職場に
生まれ変わっていただきたいです。
2.収容された動物たちの場所の環境改善と、
収容動物の生存の機会拡大をお願い致します。
①殺処分場でもある栃木県ドッグセンターには
床にすのこなどを敷くこと、
四季を通じて、マットなどを敷いて、動物たちが
体を横たえることができる環境つくりをすること。
現在のように冬期はマットを敷いてもらえるけれど、
春からは濡れた冷たいコンクリート床に直接、
身を横たえる現状が改善されることを願っています。
②殺処分場でもあるドッグセンターの
過酷な環境の改善と、生存の機会拡大のために
新しく長期の保護管理ができる
譲渡用の施設新設をお願い致します。
必要であれば、そのための基金を創設してください。
ドッグセンターは冬期マイナス10度以下です。
養豚マットなど熱源があるということですが、
大部屋で使用されているのを見たことがありません。
また、現在、法律にある適正保管の基準を満たすとは
到底言える代物ではなく、
建物の構造的にも室内保温が難しいため
作り変えることが必要です。
また、隔絶された山の上にあるため、人目につかず、
譲渡のチャンスそのものが少ない環境です。
職員も栃木県動物愛護指導センターと
栃木県ドッグセンターの二手に分かれてしまい
結果的に動物たちの保護管理が満足に行えない結果、
様々な問題が起きています。
ドッグセンターにいる嘱託の獣医師職員も高齢であり、
臨床経験自体がなかったりと、
実際、人材不適だったりします。
人材が集積されている場所での
管理の一元化をお願いしたいです。
最終的には、全国的な流れに沿って、
市街地の中、または近くなど、人が訪れやすい場所で、
殺処分される施設ではなく、
「動物がセカンドチャンスを得る新しい施設」が
できることを強く望みます。
3.職員の研修を行ってください。
動物の保護管理にあたって、必要な臨床経験を積むこと、
収容場所や業務改善のために
必要な研修を受けてください。
またその研修内容を職場全体で共有し、
きちんと業務に反映させてください。
オスメス間違いの頻発などあってはならないことです。
4.民間と協働してください。
自分たちにとって都合のいい団体との協働ではなく、
活動実績があり、活動している県内の民間団体との
共働を強く望みます。
現在、県内で抱えている問題を
お互いの信頼関係の中で
一緒に解決して行く必要があります。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
よろしくお願いいたします。

また近況報告します。

2014年5月16日金曜日

無言の再会

久しぶりの投稿が残念な内容になってしまいました。

長きにわたりワンズをサポートして下さったYさんがお亡くなりになりました。
職場でのパワハラによる自殺でした。

引き出しをする子の性格や健康状態などをとても細かに教えて下さり、
問題行動ととれる様子を示す子にはしつけのアドバイスもくださいました。
犬に接する態度がいつも穏やかで常に犬目線で物事を考える方でした。

「この子に必要なことは何なのか?どう接してあげれば不安を取り除いてあげられるのか?」

先ず「処分有りき」のセンターに、こんなにも収容されている子達のために心を砕いてくれる人がいるのか、と驚きました。
でも、結果的にはそれが仇となってしまったのです。





縁があってお散歩のお手伝いをしてくださることになりましたが、自分のことは頑ななまでに何も語らない方でした。
でも時々

「俺は、職場の厄介者だから…」

と、いうことがありました。間違ったことは間違っているとはっきり言う方だったので、
上司とぶつかることも多かったようです。

「俺は殺す側の人間だから…」

とも言っていました。
心を砕いて収容期限いっぱいまで世話をしてきた子達を殺処分場行きの車に乗せるのは
どんなにか辛いことだったでしょう。
でもねYさん、あなたのおかげで命をつなげた子がたくさんいるんだよ。
助けることは出来なかったけど、収容されている間の数日間を穏やかに過ごせたことを
たくさんの子が感謝しているはずだよ。

お散歩で顔見知りになった人たちがみんな心配してくれたよ。
「お散歩ボラさんどうかしたの?最近見かけないね」って・・・。
ワンズもさびしがってるよ、おやつのおじちゃん来ないねって・・・



そして何より、あなたが誰よりも愛していた花ちゃん。
急に会えなくなってしまったあなたを心配しているし寂しい思いをしているよ。


最愛の花ちゃんを置いてまで命を絶つ決断をしなければならないほど追いつめられていたんだね。
でも、生きていてほしかったよ。毎日顔を合わせる仲だったのに、さよならを言うチャンスもくれなかったの?二度と会うことはないと思っていたけど、どこかで元気にしていてくれると信じていたのに。
こんな形でのさよならになるなんて信じたくないよ・・・

「ここは人のための職場で動物のための職場ではない」

と言い放った動愛の上司。
こんな人間が動物行政に携わっているのです。口先だけの「殺処分ゼロ」
上三川の事件でもわかるように面倒なことは闇から闇に葬ってしまう栃木県。
何事もなかったような顔をして火葬場にいた動愛の職員を見たときには怒りで体が震えました。

Yさんの死は職場に対する抗議ではなく絶望であったと思います。
何も変わらない、自分は何もできない。助けることが出来ない。
事有る毎に受ける上司からのパワハラ。
生きていく望みをなくしての決断だったのでしょう。
今回のYさんの件、人事課への報告はなされていませんでした。
お得意の握りつぶし、なかったこと処理。
この、腐りきった栃木県の体質を根本的に変えていかなければなりません。
たくさんの人に今回のことを知っていただきたいと思います。
本当に動物を愛し、動物のために働く人が命を奪われてしまうような職場が
許されて良いはずがありません。

Yさん、あなたの意志は私たちしっかり引き継ぐよ。
動物たちにとっての職場になるよう、そして処分される子がいなくなるように頑張るからね。
どうかゆっくり休んでください
うちのワンズがそちら側に行ったときにはよろしくお願いしますね






Yさんが描いてくれたハチのスケッチ画です。他の子達も描いてくれるって約束したのに…



一枚目の写真以外は写真のみの無断転載はお断りいたします。
ご協力お願いいたします。