里親希望者様へのお願い

2013年12月25日水曜日

ポポの退院、ウエスティ、旅立った子

ポポちゃん、退院しました‼
術後の経過も良く、抜糸も今日する事ができました。
ポポちゃんも元気いっぱい!こちらが心配に成る程はしゃいでいます。
3か月後のエコー検査問題がなければ終了です。


元気になりまちた~♥




こちらは先日保護したウエスティ、やはり疥癬でした。
バリカンを使うことがためらわれるくらい皮膚が真っ赤でボロボロ。


爪も伸び放題、赤くはれ上がった皮膚が痛々しい…
幸いフィラリアの検査が陰性だったのでイベルメクチンを使うことができました。血液検査も便検査でも特に問題はなかったのですが、皮膚の状態とかゆみの様子から見て疥癬だけではないかもしれないというお話しでした。ウエスティは皮膚のトラブルが多いですからね(◎_◎;)


そんな状態を承知の上で里親の名乗りを上げて下さったUさんに心から感謝です。
幸せになるんだよ。(あっ、名前が決まっているかどうか聞くの忘れた(・・;))


そしてこちらも一緒に保護したキャバリア(って話だけど、ペキかシーズーか何かのMIXだと思う)

こちらに背を向けたまま動かない。お尻の部分が腫れているのかそれとも腫瘍なのかわからない程おかしな状態になっている。抱き上げるとガリガリで体温も低いような気がする。皮膚も耳の内側も白っぽい、貧血してるのか?とにかく直ぐに病院に連れて行く必要があるのは明白。

その日、病院は午後が休診だったので翌日朝一で受診。
案の定、血液検査の結果重度の貧血。即入院させてもらいました。
午後、他の子たちの受診で病院に行った時に「少し自分で歩いているよ」と云うことだったので、このまま回復してくれるかもと思っていたのですが・・・

翌朝、亡くなりました。

頭部が不自然に大きく泉門が開いていたこと、神経症状がみられたことなどから水頭症であった可能性が高いとのことでした。

この腹部の写真からもわかるように、何度も出産を繰りかえしたと思われます。
水頭症はそのほとんどが遺伝性のため、疾患が発見されるのは子犬の頃です。ということは水頭症であることが分かっていたのに繁殖をさせた、もしくは全く分からずに(知識がなく)繁殖させていたということでしょうか?

取扱業は専門的な知識がなくてもとれてしまいます。講習を受けて登録料を支払えば何も知識のない素人でも取れてしまうのです。そんな人たちが適当な交配を繰り返した結果、先天性の疾患を持った子や奇形の子が後を絶たないのです。うちにはこういった遺伝性の病気を持った子や、きちんとした知識があれば防ぐことができた疾患を抱えた子がたくさんいます。どうか、ペットショップで犬や猫を買うということはこういったいい加減な素人繁殖屋を助けているのだということを知ってください。

入院を決めた時にもしかしたら手遅れかも知れないと思い、名前も無いまま旅立たせるのは忍びなかったのでチェリーと名づけました。

生まれて40日程度で母犬とも兄弟とも引き離され売り物にならなければ繁殖犬として何度も何度も交配させられ5年くらいで用済みになれば放置されるか処分される・・・・
狭く不衛生なケージの中で子犬製造機として酷使され、おそらくはお散歩はおろか抱きしめられたり名前を呼ばれたりすることなど一度もなかったでしょう。

チェリー、助けてあげられなくてごめんね。やっと自由になれたね。ゆっくりお休み






2 件のコメント:

  1. チェリーちゃんはあのSの子ですよね。
    お話にならない業者ですね。

    チェリーちゃん、安らかに。
    天国でたくさん遊ぶといいよ。

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  2. こんな人間がいる事が恥ずかしいです...

    助けてあげられたんじゃないですか?!
    チェリーという名前を付けてもらっって、迷子にならないように旅立たせてあげて... 
    天国でチェリーちゃんの楽しい犬生が待ってます。。

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